波世
この間、内蔵が踊り出して元気いっぱいになった患者さん。昨日、治療に行くと今日は、朝から精神的に不安定だという。どれどれと言いながら、指圧をしてゆき胃の反応のあらわれる筋を指圧してゆくと、確かに堅い詰まった感じがする。
「それほどひどいわけではないが、どこか気にかかる気が詰まったところがありますね。」というと、実はと悩んでいることを話始めた。
話を聞き終わった後に、「この世はまるで、闇夜ではなく「波世」ですね。次から次といろいろな問題がやってくる。」と語りかけた。その後、その問題について話を聞いて、適切なアドヴァイスを行いながら指圧を続けた。問題が解決して、心の整理がついたとたん、また、お腹が動きだした。「身体とは、正直なものですね。」とお互いに顔を見合わせた。
自分が感じたものを信じてゆくのはいいのだが、いきなりこれがいいから信じなさいと言われても、なかなか受け入れがたいものだ。「~すべきだとか」「~しなければならない」「~しないと不幸が訪れる」とかそうしたもので、人を動かそうとするのは、真の信仰とは言えないだろう。単なる脅しにしかみえない。
人を様々な思いこみから解放して、純粋で喜びに満ちた真に自由な存在に返すことが大切だと思う。
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