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老いらくの 恋もせつなく 命がけ

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昨日、治療に来たおばあちゃんは、元気気功をやってすっかり元気になったおばあちゃんだ。でも。最近、心臓の手術をしてから、ちょっと元気がないので、また、治療に来ていた。
昨日は、すかり元気になって面白い話をして笑わしてくれた。

患者さん:「昨日は、老人センターに行ってカラオケしたんですよ。そうしたら、友達がたまにはドキドキした方がいいって言って、男の人とのデュエットの曲を入れちゃったんですよ。」

私:「へ~。それはよかったじゃないですか。」

患者さん:「私しゃ、別に男の人となんか歌いたくないんですけどね。友達が入れちゃったもんだから、仕方なく歌ったんですけど、やっぱりドキドキしちゃいました。」

私:「あんまりドキドキすると心臓によくないかな。」

患者さん:「友達にそのことを言ったら、『あんたそれがいいのよ』って言われちゃいました。」

私:「いい友達じゃないですか。」

患者さん:「センターに来ている人でカップルになっている人もたまにいますよ。ふたりでおまんじゅうとかお弁当なんか食べて仲良くしています。この間も、後ろから見たら髪が真っ白なおばあちゃんがいたんですけど、前から見たら顔が艶々しているんですよ。やっぱり男の人と話をすると違うんですね。」

私:「そりゃ、そうかもしれませんね。いくつになっても異性を意識した方が、ホルモンが出て艶々してくるんでじゃないですか。」

患者さん:「それで私の友達が、そのおばあちゃんに『あんな男とつきあって楽しいんかい。』って聞いたら、『それが、いいんだよ~。』って答えたって、二人で大笑いしました。いくつになっての男の人とつき合うのは楽しいんですかね。」

「それがいいんだよ。」には、治療しながらこちらも大笑いしました。

患者さん:「そういえば、私も男の人にカラオケに誘われたことがあったんですよ。その時は奥さんといっしょだったんで、てっきり3人でいくのかと思っていたら、カラオケボックスで二人きりだったんですよ。気持ち悪いから2,3曲歌ってから、適当にな理由を付けて帰ってちゃいました。」

私:「それは気持ち悪いですよね。いくつになっても積極的な人ってのはいるもんですね。」

患者さん:「その後、何回も電話があったんですけど、家族に出てもらって居留守使って電話にはでなかったんですよ。一年半ぐらいそんなことが続いたかな。その後、ぷっつんと連絡が来なくなっちゃったんですけど、あの人、死んじゃったかな。」

「死んじゃったかな。」には、また大笑いしました。「老いらくの恋も せつなく命がけ」ってことですかね。人間、やはり灰になるまで、色気と食い気はなくならないようです。そうした話がでるようになったのも、また元気が回復してきた証ですね。久々に大笑いした楽しい治療の時間となりました。

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