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自由への欲望


ゆべは、ローマ時代の剣闘士で第三次奴隷戦争を主導したスパルタカスのドラマを見終わった。ローマ人に破れ奴隷にされて、剣闘士として円形闘技場で死闘を強要されていたが、やがて自由を求めて立ち上がり、支配者であるローマ人に対して反乱を起こす。はじめのうちは、ローマ軍を破って、善戦するが、やがてはローマの大軍の前に破れさってゆく過程を描いた作品だ。描写は、かなり過激だが、最後にスパルタカスが静かに息を引き取ってゆくくシーンは、やっと本当に自由になれることが表現されていて、見た後に爽快感が残った。

今の時代は、昔のような露骨な奴隷制度はないが、資本が巨大化して人を支配するようになってきているので、個人経営の店は続けるのが難しくなったきている。巨大な資本が支配する雇用制度で、精神的に束縛され、追い詰められて心身を病む人も増えている。仕事以外にも様々な雑事が増えて、「自由で楽しい」時間を持つことも難しくなってきている。

昨日来た患者さんも、そんな人の一人だ。来はじめた頃に比べれば、だいぶ安定して、落ち着いてきたが、まだ、時々不安になることがあるという。今週は、まあなんとか無事に過ごすことができたようだが、お腹に力が入らない感じだという。

「今週は、こちらも調子がいいですから、気功指圧で元気を入れれば大丈夫ですからね。」と言って治療を始めた。すると、昨日、面白いことがありましたと言って、話してくれたことがある。夕べも般若心経を唱えていたのだが、初めのうちは声もでなくて、息も続かなかったのが、だんだん唱えているうちに声にも力が入ってきて、最後は、じわっと手のひらから汗が出る感じで、急に楽になったということだ。「それは体に入っていた冷えというか邪気が般若心経を唱えることで噴き出したんですよ。そいうことは自分でもよくありますよ。」というと納得してくれた。

般若心経を必死で唱えるのも、結局は、この世の苦悩から解放されて自由になりたいがためだ。スパルタカスの時代のように目に見えた束縛は少ないが、この世という時間や様々な決め事にはみな束縛されている。だから、真の自由を求める渇望が、プンジャジも必要だと言っている。

以下にまたプンジャジの言葉を引用してみよう。

*1サンサーラの海を乗り切ることができる筏は

   自由になりたいという強固な決心だ。

   この強烈な欲望は絶対に必要だ。

   この欲望の強烈さ自体がサットグルだ。

   ハートの痛みは真我が呼んでいる証拠だ。

 

    いつも真我だけを望みなさい。

   あなたが最も望むものはいつも手に入るのだから、

   自由への燃えるような欲望をもつことで十分だ。

   そして、それが祝福された徴だ。

 

 *2モクシャへの欲望がモクシャだ。

   今あなたは自由とのみ関係を持つ。

   今自由と「私」を識別しなさい。

   そして「私」は自由からどれだけ離れているか見てみなさい。

   行くべき場所がないとき、そこへ行くべき「私」は存在しない。

 

   ツーリストは去っていった。

   今この自由に、岩のような信念を持ちなさい。

   そうすると思考や疑いの水や風がやってきても不動だ。

 

   自由への欲望を持ち続けると、

   習癖の全てやマインドの妨害が落ちていく。

   自由だけを考えていなさい、そうするとあなたは自由になる。

   あなたはあなたが考えているところのものになるのだから。

   歯痛の持続性のようにいつも真我について考えていなさい。

 

    自由への欲望が高潮だ。

   それは疑いでできた砂の城を押し流してしまう。

   ・・この欲望のない人間は、尻尾のない動物にすぎない。

以上、引用終わり

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