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鍵を閉じる愛は重い

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フランスのセーヌ川にかかる橋にかけられた無数の南京錠を撤去するというのを朝のニュースでやっていた。なんでも45トンもあるのだそうだ。恋人たちがお互いの名前を書いた南京錠に鍵をかけて、永遠の愛を誓って川に投げ捨てるのだという。

なんかその想いが重い。そのせいで橋やフェンスが壊れたら笑いではすまされない。「愛」には、「執着と依存」を意味する愛と「解放と自由」を意味する愛と両方あると思うが、一般的には人を鍵で閉じ込めることを愛と呼ぶことが多いようだ。

だからあまり日本人は愛という言葉を使う習慣はないのだと思う。「愛」という言葉を言うことは、歌の世界はともかく照れくさいし、恥ずかしいような気がする。だいたい永遠にあなたを南京錠で閉じ込めますなんてむごいことはできない。

基本的に捨てる文化だと思う。日々さらさらと小川のせせらぎのように流れてゆく。そして、最後は灰となり天地自然に帰ってゆく。だいたい割れた片割れを見つけなければ、元の一つのものに戻れないなんてことはぜんぜんない。十分一人の中に帰ることで永遠の命の中へ帰ってゆける。ソールメイトというのは、ある意味重い妄想かもしれない。もし、永遠の愛を誓ったというソールメイトが現れたら、その鍵を開けて永遠の自由に解き放ってやることこそ本当の愛かもしれない。

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