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息が詰まれば生き詰まり、息が帰れば生き返る

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日常の生活の中で、自分の息を意識したことがあるでしょうか。まあ、息の臭いについては、時々チェックしているでしょうが、息そのものに意識を向けたこと は、ほどんどの人がないのではないでしょうか。しかしながら、身体や心の状態が変化するに従って息も必ず変化しています。穏やかでゆっくりとした呼吸が自 然にできている時は、心も体も調子がいい時と言えるでしょう。この息が詰まってくると精神的にも追い詰められた状況にいることになります。

そのことを前に「うつやパニックも 息が帰れば生き返る」という電子書籍にまとめてみましたので、その中から引用して説明してみたいと思います。

以下引用

息とは、呼吸のことですが、ただ吸ったり、吐いたりするだけの意味ではなく、もっと深く大きな意味がある。それは、自分というエネルギーの場がする呼吸とも言える。この場合、出入りするのは、単に酸素だけではなく、宇宙からのエネルギーということになる。

呼 吸というと自発的で意識的な動きですが、息と言う場合には、自然な無意識的な働きとなる。肺が膨らんだり縮んだりするなかで、自然にエネルギーや酸素が 入ったり出たりしている。息とは、身体全体でするエネルギーの出し入れと言えるだろう。息が自然にできている時は、宇宙からのエネルギーも自然に身体の中 を出入りして元気に満ちているが、いったんその流れが滞ると息苦しくなり行き詰まることになってしまう。

息とは、活き活きの息だし、粋の 息です。すべては、呼吸と繋がっているから、いきという言葉は実にたくさんのことに使われている。「生きとし生けるもの」の意味とは、息をして生きている もの」とも言い換えることもできるだろう。夜、床について目を閉じれば、そこに息を吸って吐いている自分がいる。 その息の出入りを観察する習慣がつけば、いざという時に、すぐに元の落ち着いた意識の状態に戻り易くなってくる。なぜなら、精神的に追い詰められてくる と、自然な息の出入りができなくなって、息苦しくなって息が上がってしまうものだからだ。

引用終わり

ヨガの呼吸法というと自発的な意識的な動きですが、この文章にもあるように「息」と言った場合には、自然な無意識的な働きとなります。何も意識しなくとも 身体がかってに呼吸してくれている訳です。その分、普段あまり意識することもないと思いますが、心と体をコントロールするには、この息に対して意識を向け ることが大切なことになってきます。

先ほどの本は、心臓の痛みを訴えて治療に来たある患者さんが回復してゆく様子を書いたものですが、夜寝ている時に胸の痛みを覚え何度も救急車を呼んだと 言っていました。それほどまでに精神的なものは人間の心と体に影響を与えるものです。その様子を書いた文章があるのでまた引用してみます。

以下引用
誰でも、この社会の中で生きる息苦しさを感じ、時に周りから押しつぶされそう になったことが一度や二度はあるのではないだろうか。あまりの辛さに両肘を抱えるようにしてうずくまり凍り付いた表情で必死に耐えたような経験が。

そうした時は、呼吸が浅くなってしまい、うまく息を吸うこともできなくなってしまう。息が詰まると行き詰まって、生きていることさえ苦しくなって、呼吸もできない状態に死の恐怖さえ感じながら、ただただ、その絶望の中で堪え忍ぶばかりとなってしまう。

引用終わり

しかし、そうした状態もしだいに自分の呼吸を取り戻し、身体の奥深く息が入るようになれば、だんだんと生き返ってきます。次にそのことを書いた文章を引用してみたいと思います。

以下引用

ある時Aさんが、職場や家庭でのいろいろなストレスを受けたために、見るからに周りから押しつぶされそうな感じで治療室に入ってきた。その様子は、身体の 中心が強ばって元気がでるのを外側から何かの力で押さえつけられているような感じだった。さっそく仰向けに寝てもらい気功指圧を始めると、心臓やお腹の丹 田の辺りが硬く冷え切っていた。胃に手を当て、左の太ももの内側で胃の反応がでる経絡を指圧していると、まるで電流がビリビリ と流れるように足の爪先まで邪気が流れていくのを感じた。

それでも気功指圧で気を入れてゆくとしだいに身体と心が緩み開いていった。そして、だんだん元気が内側から流れ出てきて、表情も明るさを取り戻していった。それはちょうど身体 の内側にあった氷の塊が溶けて、温かな温泉になって流れ出てきたようだった。

し かし、気功指圧によって、身体の中の強ばった冷えがとれて流れ出し、再びお腹の底まで深く息を吸い込むことができるようになると、だんだん落ち着きを取り 戻すことができるようになる。自分の息が深く身体に入ることによって、心も身体も緩み安心することができてくる。そうして、息が身体の中に深く帰ってくる ことによって、身も心も「生き返る」ことになる。
こうしてAさんは、この日を境に、「息が帰ってくる」ことで「生き返って」しだいに元の元気な自分を取り戻していった。

引用終わり

息とは、普段あまり意識していませんが、精神的にも肉体的にも健康で幸せな生活、生き生きとした毎日を送るためには、非常に重要なものだと言うことがわ かっていただけたでしょか。ぜひ、皆さんも時々自分の呼吸に意識をおいて、自然に深い呼吸ができているかどうかを確かめてみてください。

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