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数字のお化けに四苦八苦

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今年は、早めの確定申告を済ませてしまうと思っていたのだが、途中風邪をひいたりいろいろして結局。最終日の昨日になってようやく終わらせることができた。毎年、早めに思ってはいるのだが、うちも遅くなってしまう。元々数字を扱うのが、苦手というのが大きいと思う。生命エネルギーである気を感じ深めることとは、ある意味正反対かもしれない。

そういえば、患者さんもこの時期は、決算が近づいているので、数字に追われて大変だと話していた。そういう患者さんいは、「数字のお化けに四苦八苦ですね。」と冗談を言ってはお互いに笑っている。こうして数字に追われている人生というのは、決して幸せなものではない。昨日見たテレビで、ベイシックインカムということを取り上げていたが、仕事があるなしにかかわらず30万円もらえるようにするというものだったと思う。これもちょっと極端な考え方だと思うが、せめて数字に追われないで仕事ができる世の中になれば苦しみも減るのではないかと思う。

今は、健康のことまで数値化して表しているが、それで世の中幸せになっているのだろうか。確かに平均寿命の数値だけは伸びてきたが、その分医療費もかさみ、消費税を始めとした税金は重くなって、生きて行くのが辛くなって若い人たちの夢が、しぼんできてはいなだろうか。この間、老人ホームのベランダから職員の若者が老人を突き落とすという事件があったが、若者から夢を奪った老人への無意識の復習が始まったような気がしないでもない。

もっと命そのものを見つめれば、生命エネルギーは肉体を離れても存在するという確信が得れるし、無理して寿命を延ばす必要がないということがわかってくる。数字に追いかけられながら生きて行くことは虚しいことだ。特に株や為替だのが、毎日変化してそれに焦点を合わせて一喜一憂することは、人生の貴重な時間の無駄遣いだ。それにもかかわらず今の世の中は、その不安定な欲望のやりとりの上に成り立っている。だから、結局すべての人が数字に追われるようになってしまう。

それもこれも人間が作ったルールなのだから、この愚かなルールを変えられないということもない。いつかこんなのおかしいと世界中の人が気がつけば、すべての人が心豊かに人生を送ることができるシステムに変えることができるだろう。

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