気功指圧で腸が動く
最近、うちに来るツバメは、なぜか今頃になって子育てします。しかし、雛もだいぶ大きくなってきたので、もうすぐ巣立ちできるでしょう。
話は変わりますが、気功指圧をしていると胃腸が良く動きだします。指圧をし始めたとたんにお腹が鳴り始めるという場合も多いです。しかも、内臓とはぜんぜん遠い首や足などを押し始めたとたんに動くことも良くあります。それは、気が全身に流れることによって内臓が働いているからです。
このことは、健康なうちはそれほど気にならないかもしれませんが、自分が難病に侵されて身体の動きがとれなくなってくると重要な意味を持つことになります。最近、ある病院の理学療法士の人が尋ねてきました。その人の受け持つ患者さんが、「小脳と脊髄が侵される難病を煩い、腸が捻転してガスがでなくなってしまっているので、鍼か指圧でなんとかならなりませんか」という問いかけでした。「腸捻転が治るかどうかはわかりませんが、腸を動かすことはできます。」と答えた所、数日後に「ではお願いします。」と頼まれて病院に出かけて治療することになりました。
初めて行った時は、パンパンにお腹が張っていたので、気功指圧をしていて簡単には腸が動き出さなかったのですが、その晩、詰まっていたものがどっさりでたら、楽になったと言ってくれました。あまりパンパンに張りすぎている時は、すぐには動きだしませんが、その時の刺激で腸が動きだし、その後にうまく排出できたのだと思います。次行った時は、ガスのないぺったんこのお腹の状態だったので、右手でお腹に手を当て、左の肘で左足の内側を指圧している時に、すぐに腸が動きだすのを感じることが出来ました。
気功指圧は、筋肉をもみほぐすというよりも、気を指先から注入することによって、内臓に気を入れて内臓を元気にし、その働きを高めることを目的としています。そういう意味で今回の依頼は、まさにこの指圧にぴったりで効果が発揮できるものでした。
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