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前橋の花火


先週の土曜日は、前橋に花火を見に行ってきた。年取った両親も一緒に連れて行った。考えてみれば、前橋に花火をわざわざ見に行くのは始めてだった。会場は、子供が今月から新しく通い始めた作業所の3階の屋上だった。

初めは、去年4ヶ月も入院していた親父が、階段を登って上まで行けるのか心配だったが、行ってみると無事になんとか登ることができた。去年の入院騒ぎを思えば、その回復ぶりに感慨もひとしおだった。

その作業所は、高校の同級生がやっているもので今年の4月から始めたばかりだった。元々は、子供が今までいた作業所をやはり高校同級生と二人で始めたのだが、意見の対立があったのか、去年いっぱいで退所して、同じ駅の反対側に新しく始めたものだった。利用者としては、今までどうり仲良くやっていてくれた方がよかったのだが、大人の都合でそうもいかなくなってしまったのだろう。

知的障害者のための作業所を経営するのは、大変なことだと思うが、利用者に寄りそってやっていきたいという彼の意志に共感し、子供を任せることになった。今までの作業所もずっと子供の面倒を見てくれていたありがたい職員の方がいたので、できればその方が辞めるまでお世話になるように子供にも言ったのだが、一度思い込むと抑えが効かない性格のために事務室を水浸しにする事件を起こしてしまったので、急遽、新しい所へ移ることになった。

彼の作業所は、自宅を改造して開かれていた。こういう形だと自分の生活のすべてを利用者さんに開放することになってしまうので、大変なことだと思う。花火大会で、一階に作業所のトイレがあるのだが、年取った両親が使うために2階の自宅のトイレを借りた時に、便器が利用者の飛び散った下痢便で汚れているのを見て、彼の覚悟を覚った。ここまでできる人は、少ないのではないかと思う。

表に見えているものだけでなく、潜在的なものまで含めて面倒を見たいという彼の姿勢に敏感に反応して彼の元に知的障害の子が集まってくるのかもしれない。

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