« 便秘解消は、BIG BENの浮沈が左右する | トップページ | 会話のない街は喉が渇く »

読み解く般若心経 パート3

Shiki

さて般若心経について再び見て行こう。今日は、「観自在菩薩 行人深般若派羅密多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄。」の中の五蘊という言葉について考えてみたい。五蘊の蘊という文字の意味は、積み集められた物。作られたものの総称とあった。蘊蓄のうんもこの字を使う。

 

仏教で言うところ「五蘊」とは、色蘊、受蘊、想蘊、行蘊、識蘊の五つの集まりのことを言うという。
色蘊とは、元々肉体を意味したが、後に物質全体を意味するようになったとある。
受蘊とは、感覚とか知覚とかの感受作用のことを言い。
想蘊とは、「受」で受けたものを心の中でイメージすること、
行蘊とは、イメージを意志に移行させること
識蘊とは、判断することと言います。

色は物質を意味していると思っていたが、元は肉体を意味していたという。空に対するものとしては、一切の物質と解釈していたが、人間の構成要素としての色は肉体でよかったのだと思う。

五蘊の「うん」を「雲」として捉えるとわかりやすいかもしれない。色、受、想、行、識の五つの雲が空に浮かんでいるが、水蒸気が消えすっかり晴れ渡った空には、すでに雲はない。それと同じように、原子などの物質の基本の粒子の振動が一定の速度で振動している時は、物質や肉体としてあたかもそこに存在しているように見えるが、その振動数が上がり分解され解放されてしまうと物質や肉体としての姿を止めることが出来ずに消えて行く。従って、それは存在していると言えば、言えるが存在していないといえば、存在していないとも言える。

ところで、話は違うが、その昔、まだ自分がやっとはいはいができるようになった頃。母親が外で洗濯物を干しているとなんだかトイレの中から、赤ん坊の泣き声が聞こてきたのだという。その頃は今と違って、汲み取り式のぽったん便所だった。そこで慌てて二階に行って、赤ん坊を探したが見つからない。もしやと思い外に出てトイレの蓋を開けてみるとなんと二階に居たはずの赤ん坊がトイレのうんこの上に立って泣いていたのだという。「誰か助けて~!」と思わず叫んで助けを呼んで無事トイレの外へ引き上げることができたという。ちょうどその日は、十五夜の日で、「これで死んだら運尽きだ」と言われたと言う。今、まだ生きてこうして「蘊」について書いていられるのも運があったお陰ということができる。

人間で有る限り、この五つの「蘊」からは、離れることができない。そういえば、30年前に禅僧で太極拳の師匠からいただいた名前が、「五雲常道」だった。木、火、土、金、水の五つの働きを常の道として生きなさいということでいただいた名前だが、雲とは切っても切れない関係にあるらしい。

般若心経で言う所の雲は、やがて消えてしまうので、その形にこだわって囚われてはいけないということが言いたいのだと思う。そして、「照見五蘊皆空 度一切苦厄」にあるように、五蘊が空であるという本質を見抜いて、実感として体感した時に初めて、一切の苦しみと災いから解放されることができるのだろう。

保存

保存

保存

保存

保存

« 便秘解消は、BIG BENの浮沈が左右する | トップページ | 会話のない街は喉が渇く »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219443/66023067

この記事へのトラックバック一覧です: 読み解く般若心経 パート3:

« 便秘解消は、BIG BENの浮沈が左右する | トップページ | 会話のない街は喉が渇く »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Translation

無料ブログはココログ

Amazon

YAHOO NEWS


map